
たかの友梨女史は、たかの友梨ビューティ―クリニックの創業者でありエステティシャンにして、アンチエイジング美容研究家です。
他にもたかの友梨美容専門学校理事長や日本肥満学会員、ミス・ユニバース審査員や、エステティックセラピスト協会会長を務めている事でも知られています。
社会奉仕活動にもとても熱心であり、簡単に列挙するだけでもNPO法人地球こどもクラブ副会長や児童養護施設「鐘の鳴る丘少年の家」や社会福祉法人「鐘の鳴る丘愛誠会」後援会長としても多くの実績を挙げています。
この他にも2018年7月の西日本地域に発生した大雨集中豪雨災害の復興や、被災地支援の為に私財を投じた援助も行っていて、翌年の7月30日には紺綬褒章の受賞に至った事も押えておきたいポイントです。
たかの友梨さんの生い立ち
そんなたかの女史は、1948年に新潟で生まれた後で上京してから皿洗いのアルバイト等をこなしつつ、理容師として働きながら通信制の学校にも通うという多忙な日々を若い頃送っていたと言います。
ただ、その生活は相当に体に負担を掛けていたとの事で、当時はニキビや目の下のクマに酷い悩みを抱くに至っていたそうです。
その過酷さの一端は、美容師免許取得に協力的では無かった職場との相性もあったとの事で、やがて職場を辞めた後で念願の免許を獲得するに至ります。
そして、外資系美容会社の美容部員として辣腕を振るう事になりますが、向学心はそれでも止まる事はありませんでした。
やがて1972年には本格的なエステティックを学ぶ為に、単身渡仏を決意し、8か月の訓練を終えて帰国してから今日まで続く、たかの友梨ビューティ―クリニックを開業する事になります。
この後の女史の躍進は、たかの友梨ビューティ―クリニックの今日の隆盛を裏付ける様に目覚ましい物があり、1973年に株式会会社東京美機の創業や美顔機のヴィッキーを考案し発売した事等が知られています。
今日、女史が社会福祉活動等への貢献に熱心なのは、これらの時期に多くの体験を積んだ事にも裏打ちされているとの事です。
たかの友梨ビューティ―クリニックの概要について
続いてそんな女史の代名詞ともいえる、たかの友梨ビューティ―クリニックの概要についてですが、「エステティックの技術を通して人々の美と癒しに貢献する」が基本骨子の理念になっています。
「愛といたわりの精神」とも女史は語っていますが、自身の名前にかけてクライアントを責任をもってケアする事を自身の至上命題としている事から、クリニックに自身の名を冠す事を決めたとの事です。
その為には、クライアントへ施術するセラピストもしっかりした技術を有している必要があるという事で、クリニックではセラピストの育成に関してもとても熱心に行っています。
「愛といたわりの精神」+「優れた技量」の形が出来てこそ、クライアントに真の癒しや安らぎを与えられる「美のセラピスト」足り得るという趣旨の発言も確認出来ます。
その為の具体的な取り組みに関しても、公式HPで述べられており、特に押えておきたいのはまず、「技術のたかのとしてお客様が満足する技術を追求する」という活動です。
この場合の技術とは、単純にエステティックの技術だけではなくて、皮膚医学や生理解剖学、東洋医学に栄養学、消毒法に心理学、マナーといった関連する全ての分野と思って下さい。
設備やインテリアを充実し、非日常空間を提供する
何れもエステティックの下支えになっている部分であり、それぞれ奥深い分野ばかりですが、クリニックでは必要な部分をしっかり学べる様な基礎教育のカリキュラムを練り上げているとの事です。
続いて「設備やインテリアを充実し、非日常空間を提供する」という事も、クライアントへ向き合う為に重要視している事もポイントになります。
例えばエレガントで上質なインテリアであったり、隅々まで清潔な室内に自由に使える化粧品やコットンを用意するといった事等はどの店舗であっても、しっかり完備しています。
クライアントが施術してもらいに来るのは、その間だけ現実の柵から解放されたいという様な心理が間違いなく働いています。
そんな時に、清潔である事は当然であるにしても現実を生々しく思い出してしまう様な要素がクリニック内にあってしまうと、興ざめの様な気分になってしまう事は十分に起き得ます。
その事を考えるのであれば、非日常空間を提供する為のこれらの試みは非常に的を得ていると言っても過言ではありません。
そしてラストが、「安心を提供出来る技術者を育成する事」です。
まとめ
クリニックは、新人研修と正社員研修、ステップ研修の3段階を設けています。
その上にサロンでの実地研修を設定していて、この後の検定に合格したスタッフがエステティシャンとしてデビュー出来る段取りですので、全てをクリアしたスタッフは必然的に腕利き揃いという事になります。
更には、此処にクライアントからの要望を即聞き取れる体制整備という事で、顧客サービスセンターも設置してある事も見逃せません。
つまりリアルタイムでシステムがどんどんアップデート出来る仕組もあるという事で、業界のけん引役としてこれらかの活動にも大きい注目が集まっています。
最終更新日 2025年6月12日 by miyaza